かっこ悪いエスパーステント|だけど最強な山岳テント

エスパースの山岳テント、マキシムXとソロ、ライト

エスパーステント、かもしかスポーツのブランドヘリテイジの山岳テントです。昔からありますし、デザインもイマイチ、単純で変わり栄えしないエスパース。
だけど・・・これ、最強なんだよねぇ、くやしいけど (≧∇≦)ъ


山岳テントとしては最も信頼できる!それがエスパースだった

今もエスパースのシングルウォールテント、マキシムエックスの2-3人用を時々使っています。
このマキシムXっていうのは、いってみれば、ゴアテックスなんですけどね。今は呼び方がNGらしくて、名前にゴアってでてきませんが。
2-3人用のくせして、重さが1.7kgしかないんです。
しかも今は、マキシムナノという超軽量冬季山岳テントもでています(1.4kg!)
軽さで選ぶ人も多いんじゃないでしょうか?
軽さだけでもピカイチなんですが、空間居住性も構造も悪くないんです。

 

単純なクロス2本ポールにこだわるワケ

エスパースの山岳テントの強度あるポール
ポールは強度の高いしなやかなポールです。持った感じもかなり軽いです。
なんだかんだいって、このシンプルなポール設定が、設営も分かりやすいし、なによりトラブルが少ない。そして、居住性も良いですね。まぁ、モンベルや小川テント、ダンロップといった巨匠ブランドもありますけど、それにも負けずに、山のテント場にはエスパースがズラリ並ぶのは、やっぱりいいからに違いありません。

 

なんといっても風に強かった

私は20年ほど前にヒマラヤに遠征にでたことがあるのですが、その時上部のアタックテントとして使っていたのも、エスパースでした。そして、ものすごい風を体験しましたが、エスパースは無事でした。もちろんクライミングシェルパがしっかりとロープなどで固定してくれたおかげなのですが、そのエキスパートのクライミングシェルパたちも、よく知っているようで「ベーリーストロング!ジャパニーズエスパーステント!!」と言っていました。
ポールなどは、細くて、大丈夫かなとも思えるのですが、しなやかさが丈夫の秘訣なのでしょうか?
日本製だけあって、やっぱり緻密につくってありますね。

 

デメリットをさがせ!

エスパースのデメリットといえば、このへんな緑色くらいでしょうか(失礼!
エスパースの山岳テント、マキシムXとソロ、ライト

一人用ソロテントと二人用デュオ

以前から使っていたものより若干改良はされたんでしょうが、まったく変わり栄えしてません(笑
でも、マキシムXはもちろんのこと、3シーズン用のスーパーライト(以前はライト)も快適ですね。軽い!
3シーズン用、冬季用とも、で一人用テントのエスパースソロ・二人用のデュオも登場してます。ソロテントが流行っていますからね!、デュオでも十分軽いのでこちらを一人用で使用してもよいかと思います。
それはそうと、値段も妥協してませんね^^;

 

5年目のマキシムXの劣化をチェック

エスパースの山岳テントの裏側のシーリング エスパースの山岳テントの裏側のシーリング
とりあえず、ひさしぶりに引きずり出して、裏返しにしてみます。防水のシーリングは無事でした。一瞬カビかとおもいましたが、ゴミの付着でした。底のナイロンとの継ぎ目はしっかりゴム付けされています。
けっこう数年たつと、シーリングなどが劣化してくるのを何度もみていますが、マキシムXは、まったく劣化の気配なしですね。使用頻度にもよりますが、このぶんなら10年はいけます。

 

考えられた細かなポイント

エスパースの山岳テントマキシムXの入り口 エスパースの山岳テントマキシムXのコーナー
マキシムXの入り口は、ジッパー式です。ジッパーが大きめで、流れもスムーズです。グローブをしていても開閉しやすい設計です。内側にはメッシュもついています。
また、上の通気口は雪などでヘタレないように、型崩れしないループがついています。

 

へんなオプション前室フライと内張り、吹流し

エスパースの山岳テント、マキシムXとソロ、ライト
マキシムテントは基本吹流しとジッパーの入り口です。前室がないため、雨のときは難があります。で、オプションに、前室の部分だけをつけるフライがあったりします。それなら全体をカバーしたフライでよくね?って思うんですが、それはそれで、スーパーフライがあるのですが、前室フライはあくまでも軽量化が命なんですね。そんなエスパースオプション。
スーパー内張りなんてアイテムもあります。内張りは厳冬期などのテント内の気温低下を防ぐ「蚊帳」みたいなものですが、なかなかどうして、これがけっこう威力があったりします。見た目スカスカなんですけどね♪
そして、入り口を吹流しにも交換できます。雪山では吹流しの入り口のほうが使い勝手が良い面が多いですからね。

 

シングルウォールテントの収納方法

エスパースのシングルウォール山岳テントの収納方法
シングルウォールテントはとくに、使わないときには、専用の袋に入れずに、なにか大きめの紙袋やビニール袋にいれておきましょう。防水素材に無理なテンションや折り目をいれないようにするのは、レインウェアの収納と同じですね!

 

 

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