アルミよりも軽いカーボンストック。耐久が今後の課題に

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最軽量ストック ブラックダイヤモンド ウルトラディスタンス

アナログなZポールが最新! 
そう、ヌンチャクみたいにつながってて折りたたむときに束ねるとコンパクトになるタイプのストック。
この発想をとりいれたブラックダイヤモンドの革命的軽量ストックウルトラディスタンス
2本でもわずか290g(120cm)しかない最軽量のストックです。
素材はカーボンシャフトを採用し、グリップやストラップもスリム化して、
操作性と軽量性を両立させた究極的ストック。
難点は、
長さが一定
のために、登り下りで長さ調整ができないこと。
そしてもうひとつは、強度がアルミシャフトにくらべると落ちること。


 

擦り切れるほど使いきった我がウルトラディスタンス

あまりの軽さにいつでもドコでも持ち歩いていたところ、とうとう壊れてしまいました。
まぁ、使い切った感が十分にあり、なにも悔いはのこってません。
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まず、石突の部分が、完全になくなりました(笑

 

これは、LEKIなどではありえなかったんですが、どうも軟鉄のようです。
すぐに先が丸くなり、
そのときはすでにペンチなどで外すこともままならず、無視してつかっていましたら、石突自体がなくなってしまいました^^;
ディスタンス・ウルトラディスタンスがこの軟鉄の先っちょシステムを採用しています。現在はカーバイトティップという硬い鋼材のものがアクセサリーで売っています(@756円)

 

そして、グリップベルト
最近のこの手のヒモ・ベルト系は、素材が優れた強度をもっているために、やたらに細く薄くなっている傾向があります。
その分、経年劣化による磨耗やヒビ切れには弱いのかもしれません。
使っている最中にグリップが「プッツン」するのだけは避けたいですので、気が付いたらリベアするか使わないようにしましょう。
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カーボンシャフトを伸ばしたときに「パチン」となってボタンがでてきますが、そこ自体が使いすぎ?で壊れました。
こうなったらもうおしまいです。すでにカーボン部がけっこう削れてしまってますし、寿命ですね。
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左が正常な状態、右のはボタンがもう戻らなくなっています。

 

そもそも、拙者のストックの使い方は、かなりハードに使い込むので、ストックにとってみれば負荷が高いんでしょうね・・

 

カーボンの強度

カーボンはけっこうしなります。
加重の方向を間違えると、破損の原因になりますが、かといって、扱い方に慣れてくると、いろんな角度で使いますのでそうはいってられません。
が、意外と大丈夫でしたね。
ただ、長持ちさせたいのなら、ブラックダイヤモンド ディスタンスFLブラックダイヤモンド ウルトラマウンテンなどのアルミシャフトのほうがいいでしょうね。
若干重くなりますが、長さも多少は調節できます。

 

一般的な登山にオススメは

やっぱりZポールですね断然。
Zポールは使い勝手がよいので、初級中級向けにはアルミのディスタンスでしょうか。
ベテラン思考ならウルトラディスタンスが二重マルですb
雪山兼用なら、カーボンシャフトのブラックダイヤモンド ウルトラマウンテンカーボン(太い!)
もしくはウルトラマウンテンFLも良いです(こちらはアルミ)

 

アルミのメリット

まぁ強度が高いということで、長く使えるということですが、あえて言うならば、
万一の事故などで、応急タンカーなどの棒として使いやすい、
ということでしょうか。
あまり考える人はいないとは思いますが、要救者を担ぐタンカ、けっこう役に立ったりします。

Zポールのウルトラディスタンスにスノーバスケットをつける

このポールはバスケットの直径が短く、無積雪期には良いのですが、雪山には適していません
私はなんとか軽量化させたいがために、このポールにスノーバスケットをつけています。
作り方レシピ
まずお水をお鍋にいれまして、お湯をわかします。
沸いたら、シャフトの先をグツグツ煮ます。
しばらくすると、接着剤がやわらかくなってきますので、
冷めるまえにペンチなどでシャフトの先を抜きます。
あとは、他社の先っぽを瞬間接着剤などでつければOK。
バスケットも夏冬で取替えられて、石突も頑丈です(笑
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