メレルのカメレオンが滑った!?|直接メーカーに聞いてみた

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今回は、以前のトレッキングシューズ、メレルのカメレオンシフトの記事
メレルのカメレオン シフト!|トレッキング用に買ってみた
の追記記事です。
実際にカメレオンシフトで雨の登山を延べ3日間歩いた率直な感想と経緯をお伝えします。
追記あります!
[その後にわかったシリオPF46との関係]


滑りやすいとウワサのカメレオンは本当に滑った

カメレオンが滑りやすいということを聞いたことがあります。また、私もカメレオンのトレッキングシューズを履いていて滑った人を見てきました。
当初歩き方の問題と思っていましたが、シューズ自体のこともあるのではないかというのが、初めてカメレオンを履いて歩いた実感でした。
歩いたのは、雨の石灰岩というものすごく滑りやすいコンディションと岩質なので、滑るのが当たり前でした。しかし、このコースはもう何度も歩いていますから、ある程度の感覚は覚えていたのですが、初めて履くカメレオンシフトにいたっては、滑りやすいというよりは、いつ滑るか分からないような不安定感がありました。
なんというのか、靴が弾かれる感覚です。
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メレルに直接問合せをしてみることに

滑ることについて、メレルに問合せをしてみました。
はじめはビブラムの素材を疑っていたので、そのことについて問い合わせてみますと、回答をいただけました。
株式会社 丸紅フットウェアの担当者の方の回答です

…使用感に関します貴重なご意見有難う御座います。

メレルのカメレオンに関しましては、ネット上にて滑るとの書き込みも多く、弊社としましても、見過ごすことが出来ないので第三者機関にて他社品との摩擦係数の比較検査を行った事がありました。
結果としましては、その際に比較しました他社品よりも良い数値が出ております。
もちろん、実際のフィールドでの使用した際の感覚のズレはあるかと思いますが弊社商品が他社と比較して、特に滑るという事は無いと思っております。
今回のカメレオンシフトはカメレオンシリーズの6代目になる新製品で、ゴムの配合やラグのパターンについてはビブラム社との共同開発で、この製品に最適なパターンにて開発されております…

 

つまり、ビブラムには問題がないと?!

 

その後、すぐに雨の山を2日間歩くことになります。

 

え?!滑らなくなったカメレオンシフト

こんどは、石灰岩ではないのですが、やはり岩場が出てくる山を雨の中歩きました。
しかし、前回とは違う感覚で滑るような不安定感が抜けてきました。
やっぱりあれは、石灰岩で超滑るコンディションだったのでしょうか?
翌日も雨の山。やはり岩がでてきますが、3日目がもっともフリクションが効いていました。
しかも、ドロドロの山道ですから土の部分も多くあるわけですが、これが、滑らないとはいいませんが、やはりカメレオンシフトのソールパターンは、思ったとおり、マッド系の斜面に食い込む感じがして調子がいいです。
メレルのカメレオンが滑る?

結局なんだったのか?

恐らく、新品にありがちな、履きならしをしないと、ゴムの摩擦が効かないのかなというのが一つ考えられます。
ゴムには劣化防止や柔軟性を出すために、油やカーボン、シリカなどが混ざっていると聞きます。
時間経過によって硬化した表面がすこし削れることによって馴染んでくるのでは?という予想です。
スタッドレスタイヤでも4-5年経ったものを表面を削って柔軟性を復活させるというのがあるのと同じでしょうか?
クライミングシューズでも、買ったときより、少し履いた後のほうがかなりしっくりするものですから。
でも、他のシューズではここまで顕著な差を今まで感じなかったのは、タマタマなんでしょうか?それとも鈍感だった?σ(^^;)

靴のデザインと着地

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もう一つは、メレルのシューズはほぼライト系です。
デザインはつま先が反った形になっています。
なので、ソールがフラットに近いシューズよりも、着地したときに、点的(面的ではなく)に当たる可能性が高いために、そうなったときに、摩擦が効く前にスリップしてしまうということも考えられます。
木道で滑った、というのは、そういうことかもしれませんね。

 

カメレオンは低山に強いトレッキングシューズ

結論としては、ソールの滑り疑惑は、解消されました。
それに加え、このビブラムのパターンは泥道などに強いです。
だって、ほら、オフロードバイクのタイヤと同じようなパターンでしょ!
そして、軽いです。
しかし、万能ではなく、もう少し改良点も見えてきました。
ひとつは、ヌバックレザーの撥水力が無いということです。
日帰り程度はよいけど、撥水しないぶん、防水の持続性も疑われます。
また、剛性はないので、ここはもっぱら日帰り登山がメインではないかと思います。
まぁ、ライトトレッキングというのはもともとのコンセプトでしょうね^^;

 

その後にわかったシリオPF46との関係

その後、メーカーさんのほうからさらなる回答が来ました。わざわざイタリアのビブラム社からの回答をいただきました。
それによると、銘登山靴として人気が高い、シリオのPF46という登山靴がありますが、このPF46のビブラムソールのゴムの配合が、カメレオンシフトのソールのゴムの配合と、まったく同量だったそうです。
「ミッドソール等の構造の違いによる硬さの差やクッション性の違いが大きいのでは?」
という回答でした。
その後も、シフトを履き続けていますが、強度的にも問題ないし、良靴です。

 

さらにその後

ただやはりフラット系のシューズと比べると、雨で滑りやすい感触は残ります。
ビブラムのせいでなければ、構造デザインだと思いますが、登山のメインシューズにするには少し慎重になったほうがいいかもしれません。
あくまで、ライトトレッキング。

 

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