ブルーアイスのハーネス アダックスがアルパイン登山には最強に軽量で使える

山にハーネスを持っていくのに、軽量性というのは重要です。でも、装着感や使いやすさまで考慮すると、どれかを妥協しなければならないのも必至でした。しかし、ブルーアイスの最軽量ハーネス、アダックスがあれば、もう悩む必要はありません


130gなのにしっかりフリークライミングしても大丈夫なハーネス

最軽量級のハーネスとして知る人ぞ知るハーネスがブルーアイスのアダックスとコーカサスシリーズです。
コーカサスは、アルパイン用、スキーツアー用などに特化した更に軽量なハーネスなのですが、今回はあえて、スポーツクライミングタイプに作られたアダックスを選びました。
アダックスの特徴は、通常のフリールートでのフォールに耐えうる機能を持ちつつも、重量わずか130gに抑えた攻めのスポーツハーネスです。
ブラックダイヤモンドのビジョンやエアネットなど超軽量級のハーネスですら200gを超えてくる中で、ブルーアイスのそれは異質です。
https://youtu.be/nkLNrC84WnE

 


ハーネスの構造は肉抜きされたEVAフォームで、ホールド感も至高とはいえないが、ナイロンベルトなどのアルパインハーネスなどよりは安定感が高くなっています。
そして、ギアループが省略されずに4箇所あるのもいいです。

 


ダイニーマ構造のベルトで、これが少々調節しにくいのが難点といえば難点です。

 

 


ビレイループもかなり細く作られています。

 


さらに、レッグループを吊り下げるゴムバンドですが、少々たよりなさそうではありますが、劣化したら簡単に交換できます。ここが縫い付けになっているハーネスがほとんどだと思いますが、交換可能なのは超マル!ではないでしょうか。

 


収納ケースにいれて、このサイズ感です。
実際に数回ほど山に持っていってつかっていますが、軽すぎて装着感はあまりなく、歩きも問題なし。めちゃくちゃ使えますぜ!

 


Sサイズ、収納袋を入れて実測149gほどでした。

 

コーカサスじゃない理由。
アルパイン用としてのコーカサスプロのほうが山では良いのではという意見もあるのですが、腰の保護力というところでアダックスを選びましたが、雪山やスキーなどでレッグの調整が必要だったりする場合は、コーカサスのほうがよいでしょう。
いずれにしても、どっちも揃えたいハーネスです(笑)
ほんとにおすすめ!