
ミュータントといえば、けっこう前に登場したオスプレーのアルパインザックだが、それより以前にでた軽量アルパインザック、バリアントの脚光の影に、やや人気を奪われたザックでした。かくいう私も、すぐにバリアントを手にしていましたので、ミュータントにはあまり関心を示しませんでした。
しかし、今期の改良モデルはかなりすごいことになっていて、もはやバリアントよりいいんじゃまいか?という結論に達するのであった。
今回は知人方の使っていたミュータント38に魅せられて、その機能を評価しています。ミュータントは38Lのほかに28Lがありますが、28Lのほうにはトップポケット(雨蓋)がなく、ジッパー開閉式です。
ミュータントは当然、悪くないアルパインザックという認識でいましたが、今回はデザインも含め一新しまして、まさにカッコイイアルパインザックになっています。スキー、クライミング、スノーアクティビティ、アルパインと、なんでもこなします。もちろん、バランスや容量からしても、一般登山で大いに使えるとおもいます。
背面はすっきりとしたデザインですが、バイルの収納も出し入れしやすい形。
ジッパーやプル物アクセサリーは、グローブ装着の想定をして、操作性を出していますね。
最近ヘルメットの携行が北アルプスなどでも一般化されていますので、トップの雨蓋にヘルメット用のホルダーが標準装備されているのは非常にポイント高いです。しかも、伸縮性のあるメッシュで、使わないときはポケットに収納ができます。
背面は通気性が良いのですが、以前は穴の大きなメッシュでしたが、新デザインはキメが細かくなっています。これは、雪がついても網目に付着しにくい構造に改良されています。
中のパッド、ショルダーパッドは、クッション性をだしつつも、クッション材の肉抜きをおこなっていて、軽量化させています。
また、背負ったときの安定感があるのは、背中のフレームとアルミニウムのステーがあるからなのですが、この両方とも外して軽量化させられます。
そして、ウエストベルトは着脱可能で、単なるパッド付きのフラップと交換も可能です。
すべて軽量化させると1kgを軽く下回る仕様となっています。
背負い心地はいうことなし。背中の密着感は、ブラックダイヤモンドのスピード40やパタゴニアのアセンジョニストパックなどとも一味違うフィット感(説明しにくい)
ザックのサイドループは、スキー用の太いループが一つ付いている他に、斜めに走るナイロンベルト。こちらは、中間の接続ポイントで仮固定されているので短いものでも締め付けやすい。
ザック本体の入り口には通常、スノーガードのフラップがついていますが、オスプレーのミュータントの場合、トップの雨蓋を外して、このスノーガードがザックのトップフラップとして使うようにデザインされています。つまり、トップバックを外して、軽量化可能です。
スノーフラップの裏は、メッシュポケット付きという気の配りよう。左右にバックルがついていてひっくり返して、本体バックルと接続する
使用目的にもよりますから一概には言えませんが、新しいバリアント37と、当たらしミュータント38
どうみても、バリアントのほうが容量が大きそうです(笑
大きな違いは、バリアントは軽量化よりも背負い心地重視といった感じがしました。背面やショルダーパッドも厚めで、肩の食い込みによる痛みは少なそうです。つまり荷物をたくさん入れることを想定していると思います。
一方ミュータントは、ライト&ファースト仕様です。分かりにくいですが、若干趣向がちがいます。
着脱トップポケットやウェストベルトなどミュータントと重なる仕様もあります。
色はミュータントは、ブラック&紺とブラック&グリーン、バリアントはブラックとレッドです。
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