少しづつ知名度が上がっているパーゴワークス(paago works)は日本の小物バッグブランドとして誕生しましたが、ココ数年で40Lの中型ザックを登場させ、脚光を浴びています。そのパッキングシステムが独特すぎて、その使い心地がはたして快適なのかどうなのか、怖くて手が出せない方々のために、ちょっと声をお届けします。
※2019現在カーゴ55Lがあります
インナーバックを包む「キャリア」「背負子」という機能を引き出したデザインが目を見張ります。
ザックの機能の一つである袋という概念を外し、キャリアとしたわけです。
これによりパッキングをより自在なものにすると同時に、軽量化にもなっています。
カーゴ40のフレックスパッキングシステム(パーゴワークスWEBページより)
背面は、いたってシンプルです。日本人の体系にあわせたパネルはフィット感がよいことは言うまでもありません。
ウェストベルトは初代は外せたのですが、現行品は固定されています。位置が若干上に補正され、よりフィット感を上げています。
ベルトは内側に引っ張り締め上げるのもいいです!
カーゴのザックはサイドパネルと雨蓋(トップパネル)をコンプレッションベルトで締めるように荷物を収納します。つまり袋に頼れない分、荷物をパネルで引き締めるので、荷物の重心が背面寄りとなりすごくバランスがよいです。しかも、荷物の多少を選びません。小物などは、トップパネルに収納できますが、こちらは取り外してフロントバックとして使えます。これなんかパーゴらしいアイデアです。バッグ内には小物ポケットもついています。また、サイドポケットやフロントのコンプレッションベルトなどで、他のザックと同等の小物やアクセサリーなどの荷物を取り付けられます。
軽量化のために、背面にプラのパネルがインサートされているのですが、ショルダーベルトとの連結部分(ザック本体パネル上のほう)が、引っ張ると、フニャリと曲がってしまいます。フレームを入れるなどして、曲がらないような改良もほしいところです。
しかし総評としては、日本ならではのザックといって良いのではないでしょうか。夏山はもちろんでしょうが、とくに沢登りなどにもかなり使いやすいザックです。そう、沢用のザックとしてはかなりいけてる!
パッキングも付属のパック以外にも何でも使えますから、もっと分厚い防水パックにすることもできます。
底面には、水抜き用の穴が二つついています。
ということで、使ってみる価値は大ですよぉ!
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