ヘッドライトのLED化が進んで、ずいぶん進化してきました。
昨年あたりからペツルから優れたヘッドライトがラインナップされ、人気の座を奪われている感がしなくもないブラックダイヤモンドのヘッデンですが、山研としてはやっぱり落ち着くのが、このBDのスポットなのでした。
※なお、スポットの兼価版としてコズモ(160ルーメン60m)があり、初心者にはこちらもオススメ!
ヘッドライトは使う人の用途や趣向にもよりますので、どれがいいとは断定できませんが、必要な条件を書きますのでぜひ参考にして欲しいとおもいます。
まぁ、ソロ登山でなくてもいえるのですが、あえて的を絞ります。
2017モデルとして、ストームとリボルトが新発売されました!詳しくは後日記事にします!
リボルトの記事書きました!
これで完成!?ブラックダイヤモンドのヘッドライト・リボルトはスポットの上位版
軽量性
防水性
スポットビームの照度
どのアイテムも同じですが、やはり軽いというのは最優先させる一つの要素です。
山小屋泊の人は、めったに使うことがないヘッドライトかもしれませんし、テント泊の場合は、装備自体が重いので、当然軽量化が必至です。
防水性といっても水中でつかえなくてもいいわけです。
ただ、ビバークなどを想定すると、天候が悪い率は高いわけです(晴天の日にトラブルより悪天でのトラブルが多い)
とすると、防滴仕様となっていない安物ライトは命取りとなるかもしれません。
夜中に登山道を歩く人にとっては、拡散するワイド照射の明るさというのを重視する傾向があります。とくにトレランなどする場合は、足元から視野が許す限りの部分を見たいわけです。
しかしです、登山、とくにアルプス縦走などを想定すると、スポットビームこそ大事だと思うのです。
夜中、ガスに巻かれたら、ワイド照射ではもう何も見えません。
スポットのハイビームであれば、快晴時で80m、視界10mくらいのガスの中でもなんとか岩の輪郭や道しるべの「○」マークを確認しながら歩くことができます。
このマークの見落としなどで、道では無い部分を歩いてしまえば、当然滑落というリスクが大きくなります。
つまり、ヘッドライトの性能により、→道を誤り、→滑落に陥るという悪循環を考えると、ヘッドライトの性能は非常に重要だといえなくないでしょうか?
ワタシも何度も視界の悪い状況を歩いたことがありますが、ワイドビームのみのヘッドライトではとにかくルートファインディングに苦労します。スポットビームはやはり欠かせないと実感しています。
ということで、BDの新型スポットをまた手に入れてしまったわけです(笑
まず全体、シンプルになっています。形が四角い箱型になりました。
これはちょっとデザイン的にがっかりかもしれませんが、理由がありました。
ベルトも調整はややゆるめですが、装着するとゆるみません。
公証値では電池を入れて88gです。
実際に計量器で計ると91gでした。まぁ問題ないです。
ペツルの同格品とくらべると格段に軽いです。
低照度で200時間、トリプルパワーだと???
ヘッドライトには1枚の紙切れが…
いや、わかるけど、、、わからんよ!
ちょっと理解するのに時間がかかりました(笑
照射するLEDは3個あります。
メインのスポットビーム(遠距離)と広角照射(近距離)、そして赤いライトです。
けっこう操作がいろいろあるので、覚える必要があります。
シングルクリック
スポット遠距離点灯 (もう一回押すと消灯)
ダブルクリック
広角近距離点灯(もう一回押すと消灯)
シングルクリック(スポット点灯)後、次のクリックで長押し
ディミング(インバーター)でスポット調光がはじまる。最大になると二灯、最少で1回点滅
ダブルクリック(広角点灯)後、次のクリックで長押し
ディミング(インバーダー)で広角の調光がはじまる。最大になると二灯、最少で1回点滅
トリプルクリック
LED点滅
2秒押し
赤いLEDライトと切り替わる。もどすにも2秒押し
4秒押し
ボタンロックとロック解除
ヘッドライトのボックス右面をタップ
ハイパワービームの切り替え
面白いのは、最後のボックスタップでの最大照射の切り替えです。
ライトの右側にはライトマークがあり、そこを点灯した状態で、かるく押すと、最大パワーに切り替わります。
ほとんど指で触る感じですが、切り替えゾーンが狭いために、分かりにくいですが、慣れれば軽く押えるだけで切り替わります。
グローブをつけても切り替え可能です。
頭につけて振動などで変わったりしません。
バッテリーは単四電池3本。電池収納の明け方が横から開く方式にかわりました。
スポットは防水性能が向上していますが、BOX自体には、防水のためのゴムなど密閉気密性が高いわけではありません。
アマゾンのレビューには、このことが酷評されているようですが、そうではありません。
ロストアローのサイトにちゃんと追記されていました
電池ボックス内に水が浸入しても正常に作動するように設計されています。
雨天使用後や水没後は電池ボックスを開け、電池を取り出し、十分に乾燥させてください。
水に浸水しても点灯するという点で優れているわけですね!
誤作動防止のためのロック機能やバッテリーの残量がわかるようになっています。
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