ハイドレーションシステムという言葉を全国に広めた代名詞ともいえるアウトドア水筒の革命児プラティパス。
多用している人もいれば、水漏れに不安視する人も多いと思う。実際にハイドレーションでは水漏れでザックがびしょびしょになっているのを何度か見てきた。なのでプラティパスの使い道をよく考えてみたいと思う。
私もプラティパスには毎度お世話になっている。
なんといっても水を入れないときにはかさばらずに済むし、軽い。
しかしハイドレーションシステムのほうははチューブのかさばりや配管に気を使い、けっこうジャマ。
休憩なしで水分を補給できるのはいいんだけど・・・
BPA科学物質がでない製品で、すべてシアトルの工場で生産されている
喉の渇きをおさえ、バテや日射病&高山病予防になる
水垢などが付着しても掃除しにくい
こうやって見ると、ハイドレーションのデメリットというのが目立ちます。
私も使っていて思うことは、ホースに気を使うということです。
間違って飲み口の部分にテンションがかかると水漏れを起こすだけでなく、砂ぼこりなどがつきやすく、衛生的とはいえません。
今では、チューブにつけるインラインバルブや飲み口のカバー(バイトバルブカバー)などアクセサリーが揃っていますが、正直どんどん重さも構造も複雑になって、
山ギア本来の「シンプルであれ!」
という理念には若干反してきます。
ちょっと考えてください。
そこまでして、歩きながら飲まなければならない登山を
あなたはやっているのだろうか!?
のどが渇いたならば、
ちょっと足を止めて、
休憩がてら、景色や風の音を意識して
ザックから取り出して飲んでもいんじゃないの?
と言ってみたいわけです。
タイムを競うトレランレースとかなら別ですけど・・・
いつも飲めるのなら、我慢はしなくていい反面
喉の渇きを潤す快感を味わえなくなってしまう。
山で飲む水のうまい!が無くなるのってちょっと寂しい。
山ってそうでしょ!?
さて、通常の登山であれば、
普通に歩ける人であれば、
日本の登山では、ハイドレーションにこだわらなくても良いのです。
(ダメといっているわけではない)
プラティパスはボトルこそ最強だとおもっています。
もちろんジップ式などではなく、ノーマルなソフトボトルやプラスボトルです。
水漏れのトラブルが最も少なく、余計なコストもかからず、長持ちします。
たとえばタイムリーなトレランや、ロング縦走といった、山を味わうというよりは、体力試し的な行動のときです。
あるいは、岩壁や岩稜などのバリエーションで、いつでも休憩できるわけではない、あるいはザックを降ろせないようなシチュエーションのときに威力を発揮できます。
ペットボトルと違って何度も使う物ですから、水だけにしておきましょう。スポーツ飲料をいれてしまうと、その味がついてしまいます。
ただし、ハイドレーションの場合は、実感ですけども、ホースを伝って飲む水は、なんとなくまずい、気がしています。
私は、ハイドレーションはスポーツドリンク専用にしていましたが、
しばらく使わないと、黄ばんできてしまいました(笑
なんども折り曲げていると屈曲面が劣化して、水漏れしてきます。
収納するときはクルクル丸めて輪ゴムなどでとめておきます。
プラティパスはソフトなので、ザック内で圧力がかかると水漏れする可能性がでてきます。
水はだいたいザックの上のほうに入れるはずですので、漏れたらその下の荷物が水浸しになってしまいますよ。
満タンにいれずに空気を入れておくことで、水の圧力を逃がすことができます。
お役立ち情報リンク
プラティパス公式ページ
プラティパスのトラブルシューティングQ&A
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