ライケルからマムートが引き継いだ登山靴の定番 テトンGTX
先シーズンから マムート テトンGTXを履いています。
登山靴としての完成度が高く、これ一足でほとんどどこの山でも対応できます。さすがマムート…
マムートの靴は、もともとはライケルというブランドでしたが、このライケルの靴というのが歴史もあり数々の名靴を作り出している150年の老舗でした。
マムさんが買収しちゃいましたが、ライケルはポリシーがあるというか、そのまま今でも同レベルの登山靴を作っているようです。
その証拠に、ほら
マムートのシューズの内側には、ちゃんと
Raichle DA-YO!
って書いてあるでしょ(DA-YO!は無いですw
で、そのテトンですが、ノーマルな マムート テトンGTXのほかに、現在は マムート テトンAenergeyというモデルも出ています。
(ヨーロッパのほうではもうすこし種類があります。)
テトンは日本人にベターな木型を使った幅が広めで甲の厚みもあるデザインです。
対象は無積雪期での縦走をベースにしています。
Aenergeyのほうはそれをベースに構造を軽量化させたナイロン靴で、軽さとスピードを重視したモデルです。
テトン23000円 テトンA19000円(税抜) です。
意外と安いんじゃない!?
ソールはビブラムですが、パターンはマムートオリジナルパターンです。
重さをはかってみましたら、片足で720g(UK8.5)インソールをSOFソールに変更してます!カタログでは735g。。。
あれ!?軽くなってる・・
底がすり減ったからなのかΣ(゚Д゚)
重さは今となっては軽い!とはいえず、履いたときはこの手のシューズにしては重さを感じましたが、実はそれが非常に安定感をだしてくれます。
この安定感のおかげで、足が、むしろ疲れにくいです。
ココ大事ですね。
重い靴→疲れる、という図式はかならずしもそうではない。
足首の固定感もよく、拙者は足首がもうユルユルなので、実に安心できます。
とくに岩場では威力を発揮します。
ソールのグリップもよくて、ザレザレの傾斜地も比較的安定しますね。
んー、とくにないです(笑
ソールはビミョウなのですぐに変更します。
これはどのメーカーも同じです(そのうちソール書きます)
当初買ってすぐにヒモを通すナイロンが抜けたくらいでしょうか(大事です
すぐに、交換してもらいまして、問題なくなりましたw
これには、はっきりとした証拠はないのですが、
数十足を履いてきて思うには、
やっぱやわらかいシューズは、ゴアテックスもすぐダメになる
ということです。
内部にシーリングされたゴアですが、靴が柔らかいということは、素材に負担がかかるのも大きく、ゴア自体に亀裂が入りやすくなるのだと思います。また、安い靴というのは、ゴアが靴底のほうは入ってなかったりして、ソールに亀裂がはいると、すぐに浸水してきます。なので、防水性が長持ちする登山靴というのは、結局は、古来からの革靴など硬くて重い靴が勝利するのです。
つまり、現在のベクトルというのは、軽い靴を履いて、たくさん買おうぜ!っていう社会の流れなのですね・・・フフフ
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